冬時期は乾燥が気になってスキンケアが大事になる時期ですね。
肌はもともと自分で綺麗になる再生力があるにもかかわらず、多くの人はできてないって知っていますか?
実は現代人の7割は敏感肌と言われる肌体質で、残り3割が生まれつき肌が強い強靭肌と言われております。
ここでは、7割の敏感肌について話していこうと思います。
なぜなら、7割のほとんどが自称敏感肌でケアの仕方次第で改善が見込めるからです。
是非読みながら、日頃の自分のケアと比較して実践してみてください。
正しいケアを身につけるだけできっと素敵な肌になると確信しています。
自称敏感肌って何?
人には様々な肌質の方がいますが、生まれ持った先天的な肌質と日頃のケアや環境によって変わる後天的肌質があります。
生まれ持った肌質で
- 2〜3割が強靭肌
- 5〜6割が自称敏感肌及び普通肌
- 1〜2割が敏感肌及びアトピー体質
ここでいう自称敏感肌というのは元々生まれつきは普通肌なのに間違ったスキンケアによって肌バリア機能が低下してしまっている状態を言います。
よって現在の「自称敏感肌」を含めた「敏感肌=肌が弱い人達」が全体の7割型を占めている状態と言えます。
化粧品では肌は綺麗にならない!?
例えば、お肌が荒れた時や調子が悪い時、皆さんは化粧水や美容液などの「化粧品」の力を使ってお肌を綺麗に整えようとしますよね?
でも実は、化粧品にはそもそもお肌を根本的に綺麗にする作用はないのです。
なぜなら、肌は皮膚表面の角層(0.02mmほど薄いラップ程度)という防御膜を持っていて、多くの化粧品はこの角層を潤す程度しか入り込まず根本的な解決にならないからです。
では「化粧品」はどういう働きをするかというと
肌を潤し保護膜を作ることで肌そのものの機能を助けるためのためのものです。
肌を綺麗にするのは肌の自己再生力である
肌はそもそも自分でお肌の状態を綺麗に保とうとする自己再生力が備わっています。
わざわざ化粧品で補給しなくとも、肌本来の保湿成分である「天然保湿因子(NMF)」や天然の保護膜と言われている「皮脂」を自ら生成する機能があるんです。
だから何も化粧品を使っていないのに肌が荒れてない人がいたりしますし、皆さんも子供の頃には化粧品なんか使わなくても肌は綺麗な状態を保っていましたよね?
確かに強靭肌の方と比べるとアトピー体質の方はこの自己再生力は劣りますが、決して全く機能してないわけではありません。
敏感肌の方でもどんな方にも正しくスキンケアを行って肌の機能を最大限に生かすことができれば綺麗な肌を手に入れることは可能なのです。
今までの常識を壊すことが美肌の第一歩
家事や子育て仕事などでなかなかスキンケアする時間が取れない
高級化粧品などでしっかりケアしているはずなのに効果が実感できない
など、日々思うことは多々あると思います。
スキンケアは決してたくさん時間をかけるものでもないですし、高い商品を使ったからといってそれが正しいとは言えません。
また、沢山の化粧品(クレンジング、化粧水、美容液、乳液クリームなど)をたっぷりと使って肌を維持している。
これらは現代の情報過多やその中での誤った情報などによる錯覚なのです。
まずは根本にある思い込みを脱することが美肌の第一歩になります。
これがスキンケア
肌は本来自分で綺麗になる力があるにもかかわらず、なぜ多くの人にとってそれができなくなっているか。
それは「肌の洗いすぎ」にあります。
メイクを落とすために高い洗浄力の洗顔料やクレンジングを毎日繰り返し使うことで、肌が生成する「天然保湿因子」や「皮脂」を奪われてしまい、過剰にお肌は乾燥する原因になるのです。
この過剰な乾燥が肌バリアの低下、毛穴、ニキビなどの肌トラブルにつながります。
そしてまた、高い化粧品や時間、お金をかけて肌を保持するといった悪循環が生まれるのです。
つまり、洗顔で洗いすぎさえしなければ肌バリアは保たれ、肌荒れを起こさず、スキンケアにかける時間・コストを減らせるということになりますよね?
基本は簡単に
- 洗顔剤を優しい洗浄力のものに変える
- スキンケアは必要最低限に
この2点です。
優しく洗うことで最低限の保水・保湿し、元々備えている「自己再生力」の働きを促すことが最高のスキンケアと呼べるでしょう。
まずは、今までの思い込みを捨てて美肌への第一歩を始めてみてはいかがでしょうか?